春になると途端に気になりだすのがボーダー柄。カジュアルだし、でも女性らしさも一緒に出せるとっておきアイテム。そんなとっておきアイテム、世の女性たちのほとんどは大好きなはず。
中でも気になるのがバスクシャツ!街中で上手に着こなしているおしゃれレディ、素敵で憧れますね。
でも着ると縮むとか、サイズ選びも難しそうだし、なんかちょっととっつきにくそうな印象を持たれたりするのも、バスクシャツならではのお悩みですよね。
そんなバスクシャツも、自分のベストサイズをチョイスして長ーく着込んでいくと、愛着のある世界でたった1枚のお洋服に変身。超心強いアイテムに。
そこで今回は悩めるあなたに、バスクシャツのあれやこれやをご紹介。バスクシャツ名人を目指しましょう。

「バスクシャツ」って聞くけど、なんでバスクシャツって名前なん?と思われる方、いるんじゃないでしょうか。
なんとなーく分かるようで、でも普通のボーダーTeeとの違いがいまいち分からない…。そんなあなたにバスクシャツをざっくりとご説明。

バスクシャツとは、スペインのバスク地方が名前の由来で、もともとは船乗りたちが愛用していた作業着という説が有名。
横に広い襟ぐり(ボートネック)、がっしりとした綿の生地、9分程度の袖丈、ボーダー柄が特徴です。
このバスクシャツが有名なブランドが、どちらもフランスのブランドである「ORCIVAL(オーシバル)」と「SAINT JAMES(セントジェームス)」の2つで、 どちらも長い間愛され続けている素敵ブランドなんです。

1939年にフランスで設立され、1950年代から1960年代にはフランス海軍でこのバスクシャツが制服で採用されていました。
このバスクシャツは、ラッセル編みという特別な生地で作られたもので、今この生地を編むことができる機械はフランスでも数台しかないとか…。
ORCIVALのバスクシャツは、裾にミツバチのマークが入っているのがポイント。

1889年に船乗りや漁師たちの仕事着であるマリンセーターを生み出したのが、今のバスクシャツの原型。
今でもフランスの本社工場で質の高いバスクシャツが生産されています。
フランス海軍の制服であったパネルボーダーの「NAVAL(ナヴァル)」は、ピカソが着ていたことで有名ですね。

バスクシャツの意味と、2大素敵ブランドをおさらいしたところで、「どっちがどう違うん?」とちょっとした疑問が出てきたはず。
確かにパッと見はほぼ同じように見えるこの2枚を、洗濯前(Before)と洗濯後(After)で着比べてみました。
ちなみにAfterのバスクシャツは、スタッフの私物(1年物)。両方ともおおよそSサイズ相当のものを着ています。
生地感はあくまでスタッフの手持ちのものと比べた感想です。染めの具合なんかで色ごとに変化もありますので、「だいたいこんな感じなんかぁー」という参考程度に留めて頂けると幸いです。
(モデル身長:158cm)

縦に縮んでいます。特に着丈がかなり短くなっています。身幅や首元は少々ゆるっとしていて、中にシャツなんかを着ても良い感じです。
袖も割と楽に捲れるので、良い具合にこなれた着こなしもできます。
SAINT JAMESに比べると若干薄手で、生地感も早いうちから良い感じにくったりしてきます。

こちらは全体的にコンパクトになりました。袖丈も着丈もかなり短くなっています。スッキリとしたシルエットが良い感じです。
ORCIVALに比べると洗濯後はジャストサイズ中のジャストサイズなので、中に着るのは難しいです。
生地感はまさにがっしりといった感じで、着込んできた今、多少味は出てきましたが、まだしっかりした生地感です。

上の表がそれぞれのBefore、Afterを数値にしてまとめたもの。
SAINT JAMESの方が全体的にコンパクトなのが分かりますね。
あとは生地感だったりカラーリング、細かなディテール(ワッペンとか)やイメージなどで比べてみても良いかもしれません。

バスクシャツのあれやこれやをご紹介しましたが、いかがでしたか?
流行り廃りのない、良いものを長年着るって素敵なことですよね。
洗った時に「ねじれ」ができるんですけど、そういうのも味になって、着るとシルエットも結構良い感じになったりするんです。
自分のベストサイズを見つけて、バスクシャツをどんどん愛着のある1枚に育てちゃってください。
これであなたもバスクレディに!

ORCIVAL/B211
¥8,800(+tax.)

SAINT JAMES/OUESSANT
¥10,000(+tax.)